いきなり住みよさ日本一と言われても

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東洋経済が毎年発表している住みよさランキングと呼ばれているものによれば

千葉県印西市は…

統計データ上では地上の極楽浄土

という事にされ、日本一住み心地の良い自治体とされています。

2012年から、いきなり、印西市が住みよさランキング全国1位の座を獲得し現在まで続きます。これは本当に数字の上での話に過ぎません。

なんでも、各省庁が公表している統計データにもとづき、安心度・利便度・快適度・富裕度・住居水準充実度の五つの評価項目に分けて偏差値で評価していると言うものです。偏差値と言われると、どうも、高校や大学の受験の際にお世話になる学力評価をイメージしてしまいます。

印西市は東大級の超難関大学に相当する市

という事になるでしょうか?それ故、偏りのある評価方法ではないか?現実を直視していないのでは?との指摘の声もあり、印西市民の間ですら生暖かい視線でこれを見ています。嬉しい反面、そう言った冷ややかな意見が多数あるのも事実です。とりあえず、その数字とやらを見てみましょう(´・ω・`)

安心度 利便度 快適度 富裕度 住宅水準充実度 総合評価
2012年 683 3 9 60 86 60.49
2013年 633 3 9 48 86 60.89
2014年 629 5 6 42 86 61.12
2015年 666 5 28 45 171 59.38
2016年 641 3 15 60 176 59.48
2017年 635 3 12 58 199 59.38

出展:東洋経済新報社/住みよさランキング

統計学と無縁な一般庶民がこれらのデータを見たところで、だから何?っと言った感じです。

ぶっちゃけ、まったくわかりません。

もしかすると、印西市のデータだけ見ているからわからないのかもしれません。そこで、次に、住みよさランキング2017のトップ3の自治体データを比較して見ましょう。

2017年は二位が富山県砺波(となみ)市、三位が愛知県長久手市となっております。砺波市と言えば、あのトナミ運輸の本拠地かと思いきや、本社は隣の高岡市にあったりします。長久手市は、2005年に開催された愛地球博のメイン会場だった自治体ですね。

自治体 安心度 利便度 快適度 富裕度 住宅水準充実度 総合評価
千葉県印西市 635 3 12 58 199 59.38
富山県砺波市 224 10 294 432 30 57.59
愛知県長久手市 196 32 2 32 723 57.50

出展:東洋経済新報社/住みよさランキング

やっぱり、わかりません。

むしろ、大きく解離して偏りの見られる数値に困惑します。ただ、安心度から言えば印西市は平和なんだという事はわかります。と言いますか、数値が大きければ良い事なのか?元データとしてどういったものが使われ、どういった形で算出が行われているのかまで把握しないと、数字の意味するところは理解できません。

そもそも…

デジタルで物事を考えると本質を見誤るものです

ここはアナログで行きましょう。

自治体 安心度 利便度 快適度 富裕度 住宅水準充実度 総合評価
千葉県印西市 × 59.38
富山県砺波市 × 57.59
愛知県長久手市 × × × 57.50

こうして見ると、印西市より砺波市の方がデキル子に思えてきます。印西市は要領が良いだけかもしれません。長久手市は長短の差が激しくムラのある子と言ったイメージです。やる時はやるけど、気ノリしないと行動をなかなか起こさないでいる子な感じです。四位以下と比較すれば、評価項目は全部〇みたいなもんでしょうが…

近年の印西市は、道路や鉄道が整備され、交通の便は以前に比べれば飛躍的に改善されてはいますが…やっぱり、車がないと不便な上、北総線の運賃の高さから、利便度と言う観点からは、決して住みよいとは言えない側面もあります。印西市は全国一位の座に輝きながら、そういった弱点を抱えているのもまた事実です。

悪く言ってしまえば…

印西市は急ごしらえの人造自治体

と言った感じも否めません。

近頃の印西市は、物騒な事件もわりと目立ち始め、売りとなる安心度も揺らぎつつあります。そのうち弱点があらわとなり、しっかりとした風土の根づいた北陸地方などの自治体に、全国一位の座を開け渡す日がやって来ると思います。とは言え、東京オリンピックまでは順風満帆の状態が続く事が予想されています。

人口10万人達成も間もなくと思われます(´・ω・`)

印西花火大会の失敗の原因はUFO(´・ω・`)