多くの課題を残した台風19号・緊急事態発生時のペット事情

強い議論も巻き起こした台風19号(´・ω・`)

台東区の避難所での出来事や類似問題は、大なり小なりどこでもあった話だと思います。

その一つとしてペット同伴による避難所への入場問題もありました。就職氷河期問題や少子高齢化問題など、悩ましい社会問題を抱えつつも、日本はまだまだ豊かな国です。貧しい国に住む人からして見れば、動物を愛玩的に飼育することは無常の贅沢であると言えます。もちろん、それが悪いとは言いません。

犬猫ではありませんが、自分も自宅で魚をたくさん飼育しています。

でも、水槽を抱きかかえて避難所には入れません。停電に備え、手動(または充電式)エアポンプや専用カイロを備えておく以外に手立てはありません。東日本大震災の際は、余震の恐怖から、ガラス水槽からビニール袋を敷き詰めた発泡スチロールの箱の中へ避難させました。魚に注げる愛情はここまでです。

そんな、アクアリストの話は横に置いといて…

避難所のペット受け入れに関する、とあるYouTuberの方のツイートがこれまた物議を醸しました。ネットニュースでも取り上げられ、ご存知の方も多いと思います。

何らかの災害が発生した場合、避難所へのペット同伴は拒否されるのが全国的な傾向のようです。自治体によっては廊下や別室など用意して柔軟な対応をするところもあるようですが、基本はNGです。やはり、動物アレルギーの問題もありますし、緊急事態下にありますから人間が優先されるのは当たり前です。

感情的に「赤の他人の命より、動物だとしても家族の命の方を優先するのは理解できる」と意見を主張しても、世間の理解は益々をもって得られ難くなるのがオチだと思います。この方のペットに対する思いは理解できますが、それは主観に過ぎません。

それを言ったら、誰だって自分の愛する家族を優先させたい気持ちは同じです。

理屈じゃなくてコレ本能的な問題だから

故に、たった一人が本能をフル全開に発揮すると、その場の全員の命が危うくなる場合すらあります。根底となる気持ちには賛同できますが、一般的に、いわゆる無理難題わがままと言うものであり、 緊急事態発生時は、そんな主観は押し殺してもらわねばなりません。

常識的で中庸的な言い方をすべきだと思います。

先の台東区で起きた問題と同様、別室等、ペット専用の隔離コーナーの柔軟な設置を世に訴えた方が効果的に思えます。もちろん、個人レベルでも連れ出すことが困難な状況を想定して、自宅にペット専用のシェルターを設置する等、最大限の自助努力はすべきだと思います。

災害時はどうすれば良いのかわからない…

実際、ペットを飼っている人から、そんな声をよく耳にします。

いやいや、ひとつの命を預かり、ペットも大切な家族であると思っているなら、もしもの時のために、ちゃんと真剣に考えて想定しておいて下さい。避難所で、赤の他人から「赤の他人の命よりも」と言われたら、これに気分を害さない人はいないでしょう。

緊急時に…

本当に綺麗事なんて言ってられません

究極の選択を迫られている場合、殴られても文句は言えないレベルです。

定員10名のボートに、10人と1匹のセントバーナードがやって来て、飼い主が誰か一人を押しのけて無理矢理犬を乗せようとしたら、他の9人がその人をその場でボコボコするでしょう。自分なら「なら私がそのワンちゃんを預かろう」と言って、その人を蹴落とすかもしれません。

その覚悟があっての話なんだろうか?

by 印西太郎

印西市を「いんにし市」とか「いんせい市」なんて読んだ事のある人は手を上げなさい(´・ω・`)