印西Fever
元祖住みよさ日本一の千葉県印西市を紹介
投稿日 2021.05.15 更新日 2021.05.17

知られざる印西市の実態に迫る

日本のノースダコタにある西インド市こと千葉県印西市の実態に迫ります。東洋経済住みよさランキングでは2012年から2018年まで七年連続日本一の王座に輝いておりました。今後は元祖住みよい街としてさらなる進化を遂げて行くことでしょう。

印西市の基本データ

印西市は千葉県北西部にある人口10万人ちょっとの街です。ご当地キャラとして一躍ブレイクした梨の妖精”ふなっしー”のふるさとである船橋市と、でも梨の生産量に関して言えばシレっと日本一な白井市の三市とで一丸となり超巨大住宅街と知られる千葉ニュータウンを整備しました。首都圏では印西より千葉ニューの知名度の方が高いと言えるでしょう。印西?インニシ?ああ、千葉ニューにある街か…いまだに、そんな非情な会話が首都圏でやり取りされています。チョット、イイデスカ。千葉ニュータウン【に】ではなく【の】です。千葉ニュータウンの東半分を実行支配しているのが我らが印西市です。

なんとなく印西市の位置がわかりません

船橋市や白井市は梨で著名な自治体であるため、首都圏で知らない人はほとんどおりません。首都圏にお住まいの方なら、日がな週末、ご家族や職場の仲間たちと一緒に、梨狩りに遊びへ行ったことのある人もいると思います。しかし、白井市と…空港と羊羹でこれまた著名な成田市の間に広がる謎の空間について、誰一人として話題に触れるものがおりません。電車の方向字幕で「印旛日医大」とか「印西牧の原」なんて見かけるけど、一体どこに連れていかれるんや!?的な感覚です。ご覧の通り、印西市を地図上で示すと東京からそんなに離れていません。赤丸の部分が印西市です。白井市と成田市の間に存在しております。

市名と印西の由来について

何度もお伝えしている点になりますが、印西市は「いんざい市」と呼びます。首都圏ではいまだに「いんにし市」と呼ぶ人がいます。所ジョージのあの番組でしばしば千葉ニューにあるジョイフル本田が取り上げられるも、千葉ニューのイメージばかり先行している様子です。エキゾチック感を漂わせる特徴的な字面から「なんだインド(=印西市)か」とそっけない言い方をする方もおります。まぁ、近年はそれを逆手に取ってイメージアップ大作戦に打って出た訳ですが…印西の由来ですが、印西市と成田市の間に狂暴なカミツキガメの繁殖地として知られる印旛沼があるんですが…その西側だからが理由になるようです。

三行で説明するとこんな感じの場所

印西市は具体的にどんな場所か?そうですねぇ~わかりやすく、三行くらいにまとめて説明すると…白井市と成田市の間にあった、何が潜んでいるのかよくわからない秘境に、ある日突然シムシティができた…に尽きます。いや、本当に何もない場所でしたから。シムシティも最初はまったく何もない大地から、都市を作り上げて行くゲームじゃないですか。まさにあんな感じ。千葉ニューができる前の印西市(当時は印西町)は、首都圏のアマゾン、ギアナ高地と呼んでも大袈裟でないくらい、よくわからない生命体が多く生息していました。今もニュータウン周辺には手つかずの自然が残されており、謎と神秘に満ち溢れています。

首都圏における千葉ニュータウンの実力と存在感

首都圏におけるニュータウンと言えば、多摩ニュータウンや港北ニュータウン、そして、千葉ニューでしょう。千葉ニューは比較的新しい後発のニュータウンになります。このため、若い世代の住人が多く暮らしています。千葉ニューは首都圏屈指の商業地帯でもあり、超巨大ホームセンターのジョイフル本田をはじめ、多くの郊外型店舗が軒を連ねています。印西市に進出していないお店を探すのが難しいくらいたくさんあります。近年は物流センターやデータセンターなどの企業の進出も顕著で、東洋経済住みよさランキングでは思わず下り最速伝説を作るも、自治体財政健全度は全国トップクラスを誇るお金持ち自治体のようです。

東洋経済住みよさランキングの真相について

印西市は2012年から2018年まで七年連続日本一の王座に輝いておりましたが…2019年以降、ランキングの算定に採用されていた統計データの一部が組み替えられたことにより、大幅な順位変動が発生しました。これにより印西市は2019年は14位、2020年に至っては32位と釈然としない結果となっております。編集部側としては、2018年以前と2019年以降、連続性はないと説明しているようですが…どうなんでしょう。でも、長久手市が上位を維持している点や、これまで除外されていた自治体が上位に浮上して来た点から、印西市もあぐらをかいていられる状況でないと言えるのは確かでしょう。

印西市の際立つお笑い自虐路線

まず、印西市のゆるキャラである「いんざい君」の存在からして、印西市はお笑い自虐路線である様子が伺えます。まんま印鑑持ったサイですから。印旛沼の西側だから印西とか何もかも直球ストレートです。これほどフランクな表現に努める自治体もないでしょう。でも、インパクトのあり過ぎる字面から、西インド市と言う壮大な齟齬も勝手に一人歩きしている状況です。冒頭でも触れた通り、それを逆手に取りイメージアップ大作戦に打って出た訳ですが…あのボリウッド風の印西市PRビデオをご覧になった方も多いと思います。世界的な短編映画祭でもノミネートされ「日本国内にあるインド」として全国的な注目も集めました。

数々の伝説を作った印西市

もしも、あのボリウッド風のPRビデオが大ゴケしていたら未曾有の大惨事を引き起こしていたことでしょう。印西市…何やってんだ。印西市…痛いよ。印西市…そこまでやるか。そんな囁き声が首都圏の至る場所で聞かれたことでしょう。でも、結果は大成功でした。そして、とうとう印西市公式のオリジナル特製インドカレーのレトルトパックも発売されます。このように率直におもろい自治体、楽しい街と言えるでしょう。その前に、2018年には世界最大の煎餅を焼き上げてギネス認定されたこともあります。すっかりインドのイメージが定着した印西市ですが…実は、煎餅の製造が盛んな街である点も最後に全力で強調しておきます。